2018年04月30日

帰郷(the Journey Back)

峯 真依子『奴隷の文学誌ーー声と文字の相克』(青弓社)9784787292483_600.jpg

本日、本がようやく出版されるので、感激している。が、同時にこんな生き方でよかったのか? という不安も押し寄せてきて、この数日、東京から九州にいろんな人に会いに行った。まるで自分が死ぬ間際に、別れの挨拶でもするかのようだった。十代でキリスト教の洗礼(プロテスタント)を受けたせいなのか、根っから天職(calling/Beruf)というものを探し求めるという妙な癖がある。

様々な人から言われた言葉が面白かった。それだけでロードムービーが出来上がりそうなほど。ここに一部を書き記す。

・「浅草で、浪曲の伴走となる三味線を担当する上手い曲師が必要です。」大分にあるミニシアターの草分けシネマ5館長、田井氏の言葉。
・「べっぴんさんが来たでぇ。」親友のお母様の言葉。嬉しい。
・説教。再現不能。たしかに全部私が悪いと思います。私がオルガニストをやらせてもらっていた、キリスト教の教会にて。

大分銀行赤レンガ館で、本を読みながらコーヒーを飲んでぼーっとしていた。東京駅と同じ建築事務所による明治時代の設計だとか。スーツ姿の支配人のような方が、洗練された身のこなしでさりげなく会釈してくれる。

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仕事が後世に残るってのは、すごいことですね。
posted by minemai at 14:25| 日記
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